高畑アクセス法律事務所



名古屋市中川区の法律事務所です

地下鉄高畑駅4番出口から徒歩2分、
八熊通り沿いの法律事務所です。
地域の皆様のお役に立ちたいと願っております。
小さなトラブルでも、お気軽にご相談ください。

民事・家事(家庭内のトラブル)・その他一般の
相談料は30分5000円(+消費税)です。
労働問題(会社とのトラブル)・借金関係・
破産の相談に関しては、初回無料です。

トラブルに巻き込まれたり、
判断に迷った時に
一刻も早く抜け出すお手伝いをします。

高畑アクセス法律事務所
名古屋市中川区高畑2‐110 サンライズ第二ビル 2F
http://www.t-access.jp/

お電話にてご予約ください。


☏(052)362-3731
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# by accesstakabata | 2015-12-31 23:59 | はじめまして

年末年始の休業について

当事務所の年末年始の休業期間は次のとおりです。
12月29日~1月5日
新年の業務は1月6日からとさせていただきますので、
よろしくお願いいたします。
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# by accesstakabata | 2015-12-27 10:38

映画「望郷の鐘」

 中国残留孤児の父と言われる山本慈照を主人公とした、満蒙開拓団の逃避行と残留孤児探しを題材に、戦争の悲惨さ、国家的詐欺をテーマにした映画である。山田火砂子監督作品。
 平日の午前の上映だから、閑古鳥が鳴いていると思っていったら、満席で補助イスまで出ていた。私よりも年上の観客が圧倒的であり、日中友好協会や民主団体からの宣伝が行き届いていると思われた。
 映画の出来としては、正直、今イチという感想である。
 満州を舞台にしているはずなのに、その大きさが伝わるような場面が全くない。ストーリーを「絵」(映像)で見せることをせずに、説明的になっており、展開をはしょったりしており、感動させるところが乏しい。
 まあカネがないから中国ロケなど無理だったんだろうけど、せめて北海道ロケか当時のニュースフィルムの挿入とか、工夫できたんじゃないの?脚本ももう少し、練れたんじゃないかな。
 子役が拙く学芸会を見させられている気になる。それと日中友好協会の長野県支部支部長のお坊さん役がワンシーンだけ出てくるが、あまりに下手くそなので、これは本物の坊さんがやっているのかなと思ったら、後でネットで見たら、ナント、日本人初のブンデスリーガ所属のサッカー選手だった奥寺康彦氏が登場していたのだった。あのね~。有名人を出せば良いってもんじゃないよ。失礼ながら滑舌は悪いし、見られたものではありません。
 主役の内藤剛はよく演じているとは思うけど、お坊さん役なんだからお経はもうちょっと訓練してほしかったな。常盤貴子も、ただ「出てます」というだけでアピールするところなし。
 ということで、映画の評価としては、ほんとに残念というほかありません。
 ただ、今の日本が「積極的平和主義」の掛け声で、戦争も厭わずという空気になりつつあるときに、70年前の日本が、「東洋平和」「五族協和」の美名のもとに、中国侵略をし、それは日本という「国」だけでなく国民も加害者にさせられ、もちろん被害者にもなったという歴史をもう一度認識し、学ぶための映画として、存在価値はあると思います。
 
 
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# by accesstakabata | 2015-02-05 20:22

法テラス愛知での相談

今日は、午前中は法テラス愛知での法律相談。
法テラスの相談は、経済的に恵まれない人たちのためのもの(のはず)で、相談者の負担は0である。
このため、弁護士会の法律相談センターの相談(有料)は、枠が余って、閑古鳥が鳴いていることもあるのに、
法テラスは予約で埋まっており、いまだに1週間から10日先にしか、予約が入らない状況のようである。
そして、今日も6件の予約があったが、なんとそのうち4件は、相談者が来ない。うち1件は、キャンセルの
連絡が入ったが、後の3件は、全く連絡もせずに無断欠席状態。
相談は午前10時から午後1時まで、1件30分の枠で、最後の相談は0時30分からの予定が、相談者が法テラスにたどりついたのは0時45分。相談票に記入をして相談室に入室したのは0時50分!これでは、きちんと対応するのが無理というものである。
法テラスの無料相談を利用したいという市民は多数いるのに、このような予定を守らない人たちのために、空白の時間が作られてしまう。
弁護士が、法律相談に5分も遅刻したら、始末書を書かされる時代だというのに、相談者の無断欠席はなんのぺナルティもなくていいのだろうか。
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# by accesstakabata | 2014-12-15 16:36

チリ映画「NO」

チリの映画なんて、たぶんはじめて観たのだろうな。
アジェンデ社会主義政権が、アメリカの後ろ盾によるピノチェト将軍の軍事クーデターにより倒され、以後、軍事独裁政権が続くチリ。ピノチェトは国際社会の信認を得る目的で、政権にYESかNOかを国民投票に問う。国営放送は政権賛美のオンパレードではあるが、YES派とNO派にそれぞれ1日15分の放送枠が与えられる。そんなことに精力を費やすのはピノチェトの画策する出来レースにつきあうだけだと無力感も広がる中、TV広告マンがコマーシャルの手法を取り入れて、国民に問い掛け、ついにNOを国民の多数派にしていくという、実話に基づいたドラマである。
映画としての出来は今一つという感じで、ピノチェト政権の背後にアメリカがいるということが全く描かれていないし、学生時代に歌った「ベンセレーモス」くらい出てくるかと思っていたら、それもなかった。
しかし、この映画は観る価値がある。一つは、政治に諦めは禁物ということ。どんなに強固にみえる政権でもそれが反国民的政策をとるものであれば、国民に対して訴えかけてこれを倒すことは可能だということ、もう一つは、国民への訴えかけの手法として、旧来の理屈や事実の積み重ねだけでは足りず、喜びたい、楽しみたいという感情に問いかけたことが成功するのだということ。
日本もこのままの趨勢で行けば、いずれ憲法改正にYESかNOかの国民投票が実施される状況になることも予想される。そんな事態になるまえにNOを多数派にしなくてはいけない。


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# by accesstakabata | 2014-09-13 07:53

映画「ポンペイ」

TOHOシネマズ名古屋で鑑賞。観客は5~6名ほど。
ベスビオ火山の噴火により、一瞬のうちに廃墟となってしまったポンペイの町。
そのポンペイを舞台に、ケルト人の奴隷とポンペイのお姫様のラブロマンスを
ちりばめた荒唐無稽のスペクタクルドラマ。
ベスビオ火山の噴火や津波の映像は3Dのスクリーンでみると大迫力ではあるし、
物語も、被征服民族の生き残りである主人公の復讐意欲、
奴隷剣闘士同士の男の友情を交えて、
わかりやすいんだけど、陳腐。
歴史ものと思っていると、全く当て外れである。

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# by accesstakabata | 2014-06-12 09:24

映画 WOOD JOB 神去なあなあ日常

三浦しおん原作の「林業」映画。
昨年、同作者原作の「舟を編む」がよかったので、期待して観に行った。
監督が「スウィング・ガールズ」や「ウオーターボーイズ」の矢口史靖なので、
喜劇調にはなるんだろとは思っていた。
ロケ地は三重県の美杉村(現在は津市に編入)。
主演の染谷将太は、へらへらした青年役にぴったりだが、相手役の長澤まさみと
の呼吸はイマイチ。伊藤英明は山の男を演じて過不足がない。優香もすっぴんで頑張っている。
ストーリーは、都会育ちで受験委失敗したやわな学生が、森林組合の研修生に応募して、
ビビりながらも、山の男に少しだけ成長していくというお話。
笑いをとる場面はしっかりちりばめられているし、
スギの大木を倒して、木のレール上をつっこませる「奇祭」のクライマックスは、構成として秀逸。
観て損はない。
林業は、木を植えて伐り出すまでに100年のスパンを見なければならない仕事であり、
自分の仕事の成果が現れるのは、孫やひ孫の世代であるという、今の時代にはなんともまどろっこしい
産業である。そして、外国材の輸入により国内の林業は瀕死の状態であるとも聞く。
この映画には、そのような社会性は全く描かれていないが、生き急ぐ現代人にたいして
「なあなあ日常」が貴重なことを感じさせてくれる。


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# by accesstakabata | 2014-06-09 08:30

映画「カルロス」

伝説の大物テロリスト「カルロス」を描いたフランス映画。
3部作で全編5時間30分にも及ぶ大作である。
刈谷日劇で鑑賞。
 ベネズエラ生まれのテロリストの70年から80年にかけての行動を、ときにニュース映像を交えて描いた映画であり、見ごたえがある。「マルクスレーニン主義」を掲げ、反帝国主義闘争を続けるテロリスト カルロスに対して感情移入することなく、淡々と描いている印象であり、5時間半に及ぶ長尺であるが、退屈さを感じさせない。カルロスは、集会やデモで世界を変えることはできないと言って、テロリズムに傾斜していくのだが、テロでは世界を変えることもできないことを逮捕されてから悟ったのだろうか。
 テロリストを利用できるときは利用して、役に立たなくなればポイ捨てする国家の非情さも描かれている。ま、暴力団をときには利用する保守政治家や資本家と同じかな?
 第1部では日本赤軍のコマンドがハーグの大使館を襲撃する場面があり、そこでは日本語が話される。
場面によって、英語、ドイツ語、フランス語が駆使され、場面もヨーロッパだけでなく、ヨルダンや南イエメン、最後はスーダンまで出てくる。スーダンの場面で歌われている音楽が、日本の演歌によく似ていると感じたのは、私の錯覚だろうか。
 なんといっても主役のカルロスを演じる俳優がすばらしい。青年期の引き締まった体から中年のだぶついたころまでを、よく一人で演じられるものだと思う。
 朝1からの観客が5名。第2部から中年カップルが入って、女性1名退出で6名。
 第3部になって、途中で場面が一時停止すること3度、そしてラスト10分程度になったら、映写が完全に止まってしまった。残念!
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# by accesstakabata | 2014-05-04 11:20

映画「チスル」

メーデーの集会・デモの後、観に行きました。
1948年の韓国済州島での虐殺事件を扱った映画「チスル」。
日本の敗戦により解放されたはずの朝鮮半島が、アメリカとソ連の冷戦開始により
南北に分断される。
アメリカ軍政下で南朝鮮だけで「選挙」がされることに反対した済州島の島民が反対して
暴動を起こす。これに対して、米軍と李スンハン政権は、済州島はアカの巣窟だとして、
島の焦土作戦を展開する。その際の一つのエピソードを映画化したものである。
南の軍事政権の迫害により日本に逃れ、
日本での徹底した差別に苦しんで、北朝鮮に希望を見出して「帰国」運動を展開し、
「帰国」を果たした北朝鮮では悲惨な現実に絶望する。
在日の人が歴史的・社会的に置かれてた状況を知らないとこの映画の意味はわかりにくいかも知れない。

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# by accesstakabata | 2014-05-02 08:53

映画「キューポラのある町」

今池の名画座「キノシタホール」で、吉永小百合の出世作「キューポラのある町」を見てきた。
今村昌平と浦山桐郎の共同脚本、浦山の初監督作品だそうだ。
50年以上前のモノクロ映画で、鋳物工場のひしめく埼玉県川口市を舞台にして、
貧しいながらも懸命に生きようとする少女ジュンと弟タカユキの物語である。
吉永小百合はあまりに天使のようで、場違いな配役という気がする。
父親が東野英治郎でいかにも昔気質のわからずやの職人というはまり役、
組合活動をする若者が浜田光夫だが、不似合である。
脚本は60年代初頭の貧しさとそれでも明日に希望があるという時代をうまく表現している。
その頃始まった在日朝鮮人の北朝鮮帰還運動を肯定的に描いている点は、今からみればハズレだっただろう。
成績がよくて、本当は進学校に進みたいジュンが、家庭の事情で就職し(日立武蔵工場)、定時制高校へ進学するというストーリーだ。
原作は早船ちよ。中学か高校の時に原作を読んだ記憶がある。
私の世代よりは6~7年前の話だが、私と同時代でも経済的事情で定時制高校に進む子はいた。
私の母校である明和高校にも定時制があり、私は図書部で、図書館の主のような顔をして朝から晩まで授業以外は図書館にいた。
いつも、定時制の生徒が来るまで部室にいて、図書室のカギを定時制の子に渡してから帰宅することを続けていた
ホントに真面目で明日を見つめていた定時制の生徒の皆さん、
その後、お会いしたことはないが、どういう人生を送られたのだろうか。


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# by accesstakabata | 2014-03-16 17:51

映画「それでも夜は明ける」

スティーヴ・マックイーン監督の「それでも夜は明ける」。
19世紀のアメリカで、「自由黒人」の身分でバイオリニストとして活躍していたソロモンが拉致され、南部の農園に奴隷として売り飛ばされ、白人に「家畜」以下に虐待を受け、辛うじて12年後に北部に生還できたという、ノンフィクションを基にした映画である。
わずか150年ほど前のアメリカにおける白人の犯罪的搾取を見事に描いている。
私がいちばん衝撃を受けたのは、ソロモン(奴隷名プラット)が白人の逆恨みを受け、絞首されそうになっているときに、奴隷黒人も含めて、誰もそれに気づこうとしないで、それぞれの仕事・役割を続けているシーンである。
考えてみれば、現代社会も搾取・収奪されている人たちを見て見ぬふりして、自分の小市民的生活に安住しようとしている傾向は強まっているのではないか。この映画の主人公さえ、北部にいる従前の主人である白人に連絡を取り、自分だけが助かったというのであり、性的収奪を受けている女性奴隷パッツィーは助けられなかったのである。
スティーブ・マックイーンといえば、私の世代では、同姓同名の白人活劇俳優を思い起こすが、この映画の監督は黒人である。
暗く重い映画ではあるが、このような映画がアカデミー賞を取ったということに拍手をしたい。

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# by accesstakabata | 2014-03-08 10:27

映画「東京難民」

現代のいったん落ちると這い上がれない「滑り台社会」を描いた映画。
東京の私大に通う学生が、親が失踪し、学費滞納で大学除籍。下宿は家賃滞納で、即追い出され、ネカフェ難民に。即日払いのバイト、新薬治験のバイトを経て、ホストに。主人公修は「善意」の人なので、ホスト仲間を見捨てておけず、また、クラブに来た客の看護師がソープ嬢に転落したことに自責の念を持つ。ホストクラブの支配人にヤキを入れられた修はホームレスに救われる、というような展開。
確かに、親からカネが送られなくなった地方出身の学生はヤバいのだろうけど、ホスト映画になってしまってる点は大減点。
修を演じた中村蒼、茜役の大塚千弘は知らない俳優だったが、好演。ホームレス役に井上順がいい味を出している。


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# by accesstakabata | 2014-03-01 08:15

映画「小さいおうち」

山田洋次監督の新作「小さいおうち」。

おもちゃ会社の重役の家に女中奉公していた女性の目から見た戦前・戦中の「小さな不倫」のお話。
観客の大部分が私より年上と見受けられる。若い人には受けないんだろうな。
松たか子は役柄にふさわしい美しさだけれど、彼女が気持ちを寄せる吉岡秀隆の魅力が伝わらない。
妻夫木聡とキャストの交代があった方がよかったんじゃないか。
倍賞千恵子は実年齢よりも老けた役どころだけど、しっかりお婆ちゃん役がはまっていました。

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# by accesstakabata | 2014-02-03 08:32

祝 ひだ法律事務所開設

ひだ法律事務所の開設記念パーティに出かけていきました。
私と一緒に裁判員裁判を2件担当した漆原由香弁護士とそのお連れ合いの川津聡弁護士が
漆原先生の出身地である高山の地にご夫婦で法律事務所を開設された。
弁護士業界も大変な時代を迎えているが、
漆原弁護士のように何事にも積極的で、かつ、礼儀正しく丁寧な仕事ぶりの人なら、きっと
飛騨の地に新しい息吹を起こしてくれるだろうと期待している。
あ、川津先生も「婦唱夫随」で頑張ってくださいね。
記念講演に東大の鈴木宣弘教授をお招きしてTPP問題を論じていただくなど、内容的にも素晴らしかったし、また、
参加者も100名を超えるほどで盛況でした。
今日の高山はこの時期にしては珍しく雪ではなく、雨だったけれど、帰りには晴天になっていました。
お二人の事務所を訪れた依頼者の心が、雨のち晴れになるように、頑張ってほしいと思います。

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# by accesstakabata | 2014-02-02 19:26

東京都知事選

いよいよ都知事選である。
名護市長選に続いて、安倍政権の暴走をストップさせるような有権者の判断が期待される。
反原発の候補として宇都宮、細川が出馬し、票が割れることを心配する向きもあるが、
都政で重要課題となるのは原発問題だけではないし、
細川・小泉連合に憲法的価値を守り、弱者を大切にする政治は期待できないから一本化はもともと無理である。
原発訴訟に深く関わっている河合弁護士や鎌田慧が反原発最優先で「当選可能性」を考慮して細川支持をするのもわからないではないが、たとえ小泉の支持があったにせよ、もう後期高齢者である細川にそれほど集票力があるんだろうか。
宇都宮も前回、社共に未来の党やみどりの党まで乗っかった割には、あまり票が伸びなかったし、細川に票が流れると田母神とどっこいどっこいの成績になるかも知れない。脱原発派、護憲派も湯浅誠とか伊藤真とか、もっと清新な40代、50代の候補者が出てきてくれたらいいのにとも思う。
それにしても、連合東京が舛添を支持するというのは、まぎれもなく原発維持・推進の立場からだろう。労働組合としては情けないというほかないし、自民党を足蹴にして除名された舛添を、自民党がかつぐという戯画も興ざめではある。

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# by accesstakabata | 2014-01-21 17:56

映画「日本の悲劇」

小林政弘監督、仲代達矢・北村一輝主演の映画「日本の悲劇」。
昨年名古屋で上映していた時に、観る機会を失して、今日行ってきました。刈谷の「刈谷日劇」。
名鉄三河線の「刈谷市駅」駅前のパチンコ屋の5階。スクリーンが2つあって1つはロードショー、2つめが名画座という配置。
もちろん、「日本の悲劇」は名画座扱い。2本立てで800円は安い(もう1本の台湾映画は、観ずに帰ったけれど)。
アサイチの上映の観客は私一人かと思っていたら、老夫婦2人が後から入ってきた。それでも、映画館の収入ではとても黒字にはできないだろう。パチンコ屋の収入でなんとか維持しているのだろうか。施設は新しく(1昨年に改装??)、駅前で無料駐車場完備というのも名古屋ではありえないし、ホント、貴重な映画館だ。
で、この映画。年金詐取をモチーフにしたものと言うが、声高に不正を指摘する映画ではない。
ストーリーは、肺がんに侵され、余命わずかな父親(仲代)が、自室の扉を内から釘打ちして閉じこもる。息子(北村)は、リストラで妻子と別れ離れになり、さらに妻子は大津波で行方も知れない。母親は突然死し、自分はうつ病で仕事もできず、父親の年金でかろうじて生きている。父親は自分の死をかけて息子の自立を促しているのか。息子は、社会へ再起できるのか。
息子が、会社で働いていた時、妻(寺島しのぶ)が、家庭より会社を大事にしているというが、そうじゃない、家族のために働いていたのだ、会社人間に徹していたらリストラなんかされない、と言う。失業して無職になった自分がみじめすぎて、子どもにも合わせる顔がないという。こういう思いの男…ホームレスのひとなんかはたくさんいるんだろうな。
息子夫婦に赤ちゃんができて、老夫婦宅に帰省した幸せの絶頂の時だけがカラー画面で、それ以外はすべてモノクロ。音楽は一切なし。画面には見えていない人の声や物音を効果音としている。「音」を大切にしている映画だが、この「刈谷日劇」は名鉄駅の隣にあり、電車が行き来するたびに、その音が聞えてくるのが、邪魔である。ほとんど仲代と北村の二人芝居といってよく、すべての場面がある一軒家の中のことだが、カメラの位置で「時間」をわかるようにするなど、実験的な試みがなされている。
決して楽しい映画ではないけれど、観る価値はあり、刈谷まで行った甲斐はある。


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# by accesstakabata | 2014-01-18 14:37

年末年始のお休みについて

歳末の慌ただしい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、当事務所は開設して6回目の新年を迎えることになります。
年末・年始は12月28日(土)から1月5日(日)までお休みさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
皆様には、よきお正月をお迎えになられることを祈念申し上げます。
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# by accesstakabata | 2013-12-27 10:19

安倍首相の靖国参拝

 国会も終わり、年末になって、安倍内閣は南スーダンにいる韓国軍に銃弾を無償供与して武器輸出3原則に風穴を開け、韓国には貸しを作ったとでも思っていたのか、
昨日は、「首相になって靖国に参拝する」というのが念願だったという安倍首相が周囲の反対も押し切って、靖国詣でをした。
 マスコミは中韓の反発やアメリカの懸念を大きく掲げ、北東アジアの緊張が高まるおそれという実利的な観点から報道している。
 靖国神社は、戦前戦中の軍事国家「大日本帝国」の維持施設であり、戦争遂行のために作られたものである。そして戦没者の宗教がキリスト教だろうと仏教だろうと新興宗教だろうと委細構わず、すべて国家神道における「神」として祀ることを強制する施設である。しかも、アジア太平洋戦争を主導した軍幹部や政治家と、赤紙一枚で徴兵された兵士もすべて一緒に、いわば加害者的立場の者も被害者もごった煮にしている施設である。靖国神社が、戦意昂揚につとめたその歴史的性格を深く反省して、また、戦争主導者は国家を危殆に瀕しさせた加害者として廃除する立場をとらない限り・・・それはこの神社のレーゾンデートルにもかかわることであり、もともと不可能なことであろう・・・安倍首相が、戦没者に対する尊崇の念をいくら述べようとも、絵空事に聞こえるのである。
 靖国詣でをして嬉々としている安倍首相をトップに据えているのでは、来年の日本の針路はさらにさらに右へ舵を取ることは間違いない。
 それでいいのか!
 
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# by accesstakabata | 2013-12-27 08:38

この1年・・

今年も暮れようとしています。
 日本社会は、アベノミクスなるもののプチバブル効果で、少し株価をあげたものの、庶民の財布には届いていません。一方で、「積極的平和主義」を掲げる安倍首相は、
韓国・中国との首脳会談もできないまま、国家安全保障会議の設置や秘密保護法の制定など、アメリカと一緒になって戦争をできる国にするための地均しをしています。と思ったら、今朝の朝刊では武器輸出3原則を無視して、南スーダンの紛争地域に展開する韓国軍に弾薬の無償提供をすることにしたとのニュースが出ていました。安倍政権が、どちらを向いて日本の舵をとっているのかは明らかです、政治的には戦後もっとも右翼的傾向が強く、経済的には富者優先です。それでも、日本の大多数を占める庶民は、サイレント・マジョリティとして、安倍首相を支持し続けている現状があります。
 確かに秘密保護法に対する抗議活動は盛り上がり、ひさしぶりにデモらしいデモに参加しましたが、しかし、自公政権に対抗できる政治勢力は・・少なくとも維新やみんな、江田新党は補完勢力でしかないでしょう・・まだ産声さえあげていない状況です。 
 北朝鮮では、ナンバー2が粛清・処刑されました。スターリン体制の下で、ソ連ばかりでなく東欧でも深刻な粛清という名の虐殺があったことを久しぶりに思い起こさせてくれました。時代錯誤の金王朝がいつ崩壊するのかはわかりませんが、独裁圧政が長く続くことはないでしょう。その崩壊がソフトランディングしてくれることを祈りたいですが、安倍政権が北朝鮮情勢に便乗して、憲法体制を変えようとしていることのほうが、当面の問題でしょう。
 当面の問題といえば、なんといっても中国です。これからの日本は、中国とどのように友好的に交流していけるかが、国の発展のキーポイントになるでしょう。中国は国内にさまざまな問題をかかえており、民主主義が根付いているとはいえません。それでもおそらく経済力において、いずれアメリカと肩を並べ、これを追い抜く時代がくるでしょう。もっとも、ひょっとしてインドの方がさらに急速に力をつけてくるかもしれませんね。いずれにせよ、21世紀の中盤までには、中国・日本・韓国の北東アジア諸国の「共同体」を作れないと、日本は停滞か衰退するほかないと思います。
来年こそ、庶民が力をつけ得る時代の端緒を拓きたいものです。
 
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# by accesstakabata | 2013-12-24 16:53

映画「くじけないで」

今までも、観客がごく少数の映画鑑賞はあったけれど、人生ではじめて、たった一人の観客で観た、映画「くじけないで」。中川コロナのスクリーン10.
もし、ボクが突然見に行こうと思わなかったら観客は0だけど、それでも上映するのかしらん。昔、バスにのって始発から終点までずっと乗客はボク一人ということがあったけれど、バスの場合は乗客がいようといまいと運行するんだろうけど、映画はどうなんだろう・・
 映画そのものは、90歳を超えてから詩を書きだした柴田トヨさんの話で、若い人には全く不向きの映画。
しかし、六十の手習いという言葉があるが、人生八十年、九十年になった今は、人間いくつになっても、やる気を起こして実践することが大切だという気にはさせてくれる。
 主演の八千草薫は年齢に比して肌も若いし、上品だし、サマになってるけど、久しぶりに見た鈴木瑞穂のアップは耐えられない。ダメ息子の武田鉄矢とその妻伊藤蘭も現実離れしているし、上地雄輔の医師も???。チョイ役の池脇千鶴やでんでんの方がよっぽでいい味を出している。
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# by accesstakabata | 2013-12-12 08:28

石破幹事長のデモ敵視発言

 特定秘密保護法案に反対の声が国会の周囲を取り巻いていることに関して、自民党の石破茂幹事長がデモでのシュプレヒコールをテロ行為と同視する発言をしたことに批判が集中している。
 今夏には、麻生太郎副総理が、国民の知らないうちに改憲ができないものか、ナチスを見習えとの趣旨の発言をしたこともある。
 政府・自民党の考える「自由」とか「民主主義」はその程度のものであることをはしなくも吐露した発言である。その自民党が、国民世論の反対・慎重意見を無視して12月6日の国会会期切れ前に、この法案を成立させようというのである。戦前・戦中の情報統制や大本営発表が国家・国民の判断を狂わせたことの反省はそこにはない。「特定秘密」というが、何が秘密かは国民もマスコミもわからない。「不特定」な秘密をいつまでも権力者の恣意によって隠蔽できるというのがこの法案の本質である。
 一流のホテルや料亭で、並べられる「お品書き」の虚偽表示が話題になっているが、この「特定秘密保護法」も偽装を重ねたトンデモ法案である。
 デモで大声を張り上げることすら規制される社会って、まるで中国や北朝鮮に追随しているかのようであり、怖い、怖い。
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# by accesstakabata | 2013-12-02 08:41

赤ちゃんの取り違え

60年前の産院で赤ちゃんの取り違えが起こった。
本来ならば、裕福な家庭の長男として生まれ育つはずだったその人は、
母子家庭の生活保護を受ける家庭の末子として育てられた。
それが還暦と言われる年になって、DNA鑑定の結果、生物学的な父母を知り、
その時には父母はすでに亡くなっていた。
私と同年代の人である。
そもそもDNA鑑定がこれだけ発達しなければ、実の父母にはたどりつけなかっただろう。
また、この人の場合、実母が、長男と他の兄弟があまりに似ていないので疑念を持ち、
兄弟たちが、母の死後、DNA鑑定を試みて取り違えを発見し、
さらに、調査会社に依頼をして、実の兄を探しだしたのだという。
実の兄弟はすべて私立大学を卒業。間違えられた家庭の子はすべて中卒。
学歴だけが、お金だけがすべてではないというものの、この格差は歴然としている。
60年前というと、産婆さんの介助による自宅出産から産院での出産に切り替わるころだし、
団塊の世代は過ぎたものの、出産件数も多かった時代だ。
産院もてんやわんやの忙しさだったのだろう。
それにしても60歳である。人生のやり直しは利かない。
取り返しがつかないミスである。
父母はすでに亡くなっているので、遺産分割も終わっているのだろうか。相続回復請求はできるのだろうか。
逆に、裕福な家に間違われて育った男性は、いまどんな思いでいるのだろうか。
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# by accesstakabata | 2013-11-28 08:55

チェーンスモーカー

東京出張の帰り、新幹線の中で。
私は喫煙者なので、新幹線も喫煙車に乗車することが多い。
始発の東京では隣席はカラ。でも新横浜からアラサーの女性が乗り込んできた。
この女性、名古屋までの1時間余りの間、車内販売でウィスキーのミニボトルを注文して、これを
持ち込んだドリンクで割って、チビリチビリ。そしてマンガ雑誌を見ながら、片時もタバコを離さず、1時間余りで名古屋に着くまでに10本ほども吸いっぱなし。挙句に、持ち込んだドリンク?をこぼして床がビショビショ
・・・・・・
日曜夜の新幹線は、ほぼ満席で、この中で喫煙者がぷかぷかやってたら、ホント空気は汚れるよな。
喫煙者の私でも、チェーンスモーカーが隣に座ったらトホホと思うし、子どもや妊婦さんにとっては「地獄」だろう。
いまから40年も前の私の学生時代は、電車の中でタバコを吸うのはあたりまえのことで、それを「臭い」「いやだ」と思うこともなかったのだけど、喫煙者でも隣の副流煙は嫌悪する時代になったんだよな。
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# by accesstakabata | 2013-10-28 08:47

名張事件第7次再審 抗告棄却で終了

名張事件第7次再審で、2度目の最高裁特別抗告審の決定が、唐突に出た。
6月に出た検察官の主張や資料に対して、弁護団が9月末には反論及び鑑定書を提出する旨予告し、実際、9月末に提出したばかりなので、弁護団としては最高裁がこれらの書類を検討して決定を出すのは早くても年末だろうと予想していた。弁護団の中には、奥西氏の病状が深刻であり、その死亡により係属中の再審は終了するので、最高裁はそれを待っているのではないかと考える者もいた。
しかし、最高裁は弁護団の予想を超えて、弁護団が直近い出した書類を検討した形跡もなく、再審棄却の決定をした。名古屋高裁の異議審決定と検察官主張に寄りかかった判断であった。
第7次再審で、一度は再審開始決定が出たものの、その後は、一般にはなじみのない毒物鑑定に争点が絞られていた。事件で使われた農薬が、奥西勝氏の所持していたニッカリンTか、それとは別のテップ剤か。事件当時の鑑定結果は、対照検体であるニッカリンTからは出ていた副生成物が検出されなかった。検察官は、ニッカリンTであっても、副生成物が検出されない理由をその場その場で、いろいろと主張してきた。今となっては、これらの主張が根拠のないものであることは明白になった。
しかし、差戻異議審では、エーテル抽出という操作をするとこの副生成物は検出されないという鑑定結果が出され、これに対して弁護団は「塩析」をすれば、エーテル抽出のうえ検出ができるという鑑定を出して対抗したが、最高裁は、塩析をしたという証拠はないとして斥けた。
第5次再審では、奥西氏が歯でかんで開けたと鑑定で断定された王冠について、鑑定の誤りが暴露されたが、それでも「奥西氏が開けたとしても矛盾はない」とされ、今回も毒物が「ニッカリンTである」とされていたのが、「ニッカリンTの可能性はある」として確定死刑判決を擁護したのである。
奥西氏は1年数か月前に八王子医療刑務所に移送され、寝たきり状態となり、人工呼吸器を装着され、食べることもできず、声を発することもできない。命のともしびを燃やし続けているのは、「自分は無実だ。冤罪を晴らしたい」という一念である。
奥西氏の希望にこたえられなかった弁護人が奥西氏に「ごめんなさい」と伝えたというが、その思いは裁判所に伝わらなかった。歯型鑑定にせよ、毒物鑑定にせよ、これが通常審で提出されていたら、死刑判決は維持されていただろうか。「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則よりも「確定判決の維持」に重きを置いた決定というべきだろう。
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# by accesstakabata | 2013-10-18 13:45

映画「そして父になる」

カンヌ映画祭で賞をとったとかいう是枝裕和監督の作品。
伏見ミリオン座の先行ロードショーで鑑賞。
エリートサラリーマン夫婦とフツーの庶民(電器屋)夫婦の間で、出産時に子どもの取り違えが起き、それが小学校入学前に判明したとき、仕事に専念していたパパはどういう行動に出るのか。
取り違えの原因が、病院の過失ではなく、看護師の嫉妬からでた故意犯という設定がちょっと???。
福山雅治が主役だけれど、イマイチ。リリーフランキー・真木よう子の夫妻役はGOOD!
家族とは何か。血のつながりか。日常のふれあいか。
前例では、100%血のつながりを求めて、取り違えがわかった時には子どもを交換するという。
いつ、取り違えがわかったかによって、答えは違ってくるんじゃないか。学齢期前なら交換するだろうけど、小学校なら、高学年なら、まして中学校なら・・・。交換は難しくなってくるんだろうな・・
見て損はない映画だとは思う。
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# by accesstakabata | 2013-09-28 15:28

カーナビによる悲劇

先日の台風18号の際、名古屋から大阪に向かっていた母娘が行方不明になっていたが、ダム湖で遺体で発見されたとのニュースがあった。
 母娘は、連休を利用して大阪のUSJに遊びに行くため、名阪国道を走っていたが、国道が大雨のため通行止めとなり、カーナビで迂回路を探して、遭難現場の県道にたどりついたようだ。国道が通行止めになるほどの大雨の際、近くの県道は通行止めの規制に手が回らないだけで、山道の場合、大雨、洪水の危険はいっそう大きいこともあるが、カーナビはそこまでの配慮はせず、迂回路として示すだけである。その結果、地元の道を知るひとなら選択しない経路に踏み入り、通行不能の事態で車外に出て、溢れる水に流されたと想像される。カーナビがない時代なら、国道が通行止めで大阪行きをあきらめたであろうに、別の選択肢を示されたがゆえの悲劇といえるだろう。
 カーナビは便利なものであるが、盲信してはいけない。私もカーナビを頼って、山奥の温泉を目指したとき、どんどん山に分け入って温泉は近くなるけれど、ついに行き止まりとなったことがある。温泉は山を越えたその向こうにあったのだ。行き止まりの場所から登山して温泉にいくわけにもいかず、麓まで下りて、大回りの上、ようやくたどり着けたことがあった。
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# by accesstakabata | 2013-09-21 08:59

映画「にあんちゃん」

「Gyao」のサイトで現在無料放映中の今村昌平監督「にあんちゃん」。
日本の炭鉱が斜陽化していく頃の、九州の炭住で生活している在日朝鮮人の貧困とそれに負けない子どもたちの生き様を描いている。
私が子どものころにも、九州の炭鉱で働いていた人が閉山により当地に移住し、子どもが転校してきた例があった。その子の苗字が2回も変わったこともうっすらと覚えている。
社会構造の変化に取り残されて、弱い者が、さらに追い詰められてゆくことが描き出されている。
長門裕之や松尾嘉代、吉行和子がめっちゃ若い姿で出演しているが、この映画では何と言っても、業突く張りの朝鮮人老婦を演じた北林谷栄が秀逸である。
 もっとも主役は、「にあんちゃん」とその妹の兄妹であり、昭和30年ころの貧しさとそれに負けない強さが印象的である。
 「Gyao」もたまにはいい映画をアップするので見逃せない。
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# by accesstakabata | 2013-09-17 11:42

映画「砂の器」

 東京に行ったついでに、東京芸術センターのブルースタジオで「砂の器」を上映していることを知って、観てきた。
 東京芸術センターのある北千住は、司法修習生のころ千代田線で毎日通ったところだが、下町の雰囲気を残しており、なつかしい感じがする。
 さて、東京芸術センターであるが、建物は立派で、その2階に「映画館」がある。しかし、館内には座って待つ場所や自販機もなく、全く商売っ気がない。4時からの上映で私が最初の入場者。その後ぽつりぽつりと2~3人が来たけれど、ほとんどひとりでスクリーンを独占している雰囲気。
 映画は前にTVで観たことはあるけれど、さすがに名画を大画面でみる迫力はある。この映画は、なんといっても「宿命」という交響曲を背景に、ハンセン病を患う老人(加藤嘉)と子役が流浪する場面が、素晴らしい。
加藤剛は好きな俳優の一人だがピアノ演奏シーンは今イチで、この役に似つかわしいとも思えない。丹波哲郎や森田健作は、あんまりスキじゃないけど、この映画では頑張っている。緒形拳は、悪役もスゴイが、この映画のように善人役もはまっている。そして、今じゃとんでもオバさんになってしまった、島田陽子が純情可憐で美しい。山口果林はこのころ安部公房と親密な関係があったのかなどと思いつつ・・
 で、ここにあったチラシの中に9月中旬から、渋谷のシネマヴェーラで「真昼の暗黒」(八海事件)、「証人の椅子」(徳島ラジオ商事件)、「首」(正木ひろしの首なし事件)という映画を上映するという案内があった。機会があれば観てみたいと思う映画ばかりだけれど・・・。
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# by accesstakabata | 2013-09-10 09:29

樹木希林さん

9月7日に、日弁連で名張事件の映画とパネルディスカッションがありました。
日弁連の講堂は満席でも500名程度の収容能力しかないのですが、集客能力に劣る日弁連のシンポなどで、満席になることは滅多にありません。
それが、この日は席が足りなくて、あわてて椅子を増設する騒ぎとなりました。
映画「約束」が無料上映されるということもありましたが、パネリストとして樹木希林さんをお呼びしたことが大成功でした。
樹木希林?あのフジカラーのCM?内田裕也との長期別居?もっくんの姑?冤罪事件とはあんまり縁もゆかりもないヒトですよ。ま、映画で奥西勝さんの母タツノさんの役を演じていますけどね。
それが、パネルでは、この人に登壇していただいてよかった、と心から思いました。
なにしろ、弁護団長や映画を監督した斉藤さん、司会の江川紹子さん。みな真面目な人ばかりで面白みがない。それが、希林さんがしゃべると会場に笑いの渦が巻き起こる。
それと、希林さんて、TVでは不美人の代表のようにあつかわれているけれど、やはり女優さんで、とても70過ぎの老女にはみえません。身のこなしなどをみていると、きれいな可愛らしい人という感じです。
弁護団一同、奥西さんの生還に、いま一度気合いを入れ直す、いい機会となりました。
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# by accesstakabata | 2013-09-09 08:21

新文芸坐の反戦・社会派映画特集

夏休みを利用して、池袋の名画座「新文芸坐」に行ってきました。
目当ては熊井啓監督の「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」と「帝銀事件 死刑囚」の二本。
文芸坐は、映画ファンの中では有名な名画座で、一度閉館して、同じ場所で、パチンコ屋のマルハンの経営で再開されたという。池袋東口のいかがわしい路地の中にありました。
15日朝1番でいったつもりが、すでに長蛇の列。なんとか確保した席は一番前でクビを上げたままの映画鑑賞。二本立てを観た後はクビがいたくなっちゃった・・。旧い映画にこれだけの観客が来るとは東京はすごいと思うが、反面、観客の95%はシニア。若い人はほとんどいない。

「日本の熱い日々 謀殺下山事件」。
朝日新聞の記者で下山事件を追い続けた矢田喜美雄記者の著作をベースに、記者役を仲代達矢が演じている。
この映画は1981年の封切りだからカラーかと思ったら、モノクロである。1950年代を描くにはモノクロがふさわしいということだろう。
下山事件は自殺説と他殺説があり、自殺説は、解剖では慶応大学、マスコミでは毎日新聞、警察では警視庁第1課、他殺説は、解剖では東京大学、マスコミでは朝日新聞、警察では警視庁第二課と、見事に分かれ、最近になるまで諸説紛々の戦後最大のミステリである。
映画は、GHQの陰謀による他殺説を基軸に、実写や社会背景も織り交ぜながら、観客を引っ張ってゆく。
仲代達矢、山本圭がいい。あれ?浅茅陽子なんかが出ている。事実に基づいた映画だから、フィクションのように疑惑を解明できたというカタルシスは得られないが、占領期のニッポンを考えるために、観ておいて損はない映画である。

16日は「帝銀事件 死刑囚」。これは冤罪の疑いが強い平沢貞通の映画である。犯行の特殊性から七三一部隊など旧日本軍の防疫部隊の関与が疑われるのに、占領軍が七三一部隊の成果を独り占めするため、七三一部隊への追及を遮断したと言われる。新聞記者と被害者証人とのロマンスなど作り話だろうけど、これは映画としてもよくできていると思う。
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# by accesstakabata | 2013-08-17 08:55


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