新聞報道で連続して、愛知県弁護士会の弁護士の不祥事が報道されています。刑事弁護でのベラボウな報酬の取得、相続財産管理人に選任された弁護士が、数千万円の横領・・。いずれも還暦を超えたベテラン弁護士の非行です。最近、法曹界には、新人弁護士の質の低下を嘆く向きもあるようですが、それとは比較にならないベテラン・トンデモ弁護士の行状には開いた口がふさがりません。
弁護士は他人のお金を預かることも多い仕事です。弁護士が自由にできるお金と預り金とを峻別せずに、どんぶり勘定で会計をすることは許されるものではありません。
こういう不祥事が続くと、弁護士全体に対する信用もなくなってしまうし、ホント、憂鬱です。