高速道路でトンネルを走行していたら、いきなり天井が崩落してきたなんて、想像を絶する。
しかも、130メートルにわたって次々と落下してくるなんて、ボルトの老朽化がそんなに同時に起こるのか。
竣工以来、30余年にわたって、なんら補修もしてこなかったというのも素人目には信じがたいことだ。
笹子トンネルは走ったことはないけれど、それより古くて長距離の恵那山トンネルも同じ構造だという。
高度成長時代の構築物が老朽化してきて危険だということは、以前から言われており、高速道路の橋脚などのひびわれが指摘されている。
日本の財政は逼迫してきており、今後、本来、補修・点検を要する老朽インフラも見過ごされてしまう危険性がいっそう高まるのではないか。
9人もの犠牲者の方々のご冥福をお祈りして、再発を防ぐ手立てを早急に構築してほしい。