今日は冬の雨。
朝起きて、南の空を見ると何やら騒がしい。
電線に100羽以上の小鳥が止まって、ぎゃあぎゃあ鳴いている。
鳥の名前には全く暗いボクには、スズメ、ハト、カラスくらいしか区別がつかないが、
電線に止まっている鳥は、スズメよりはちょっと大きめで、ハトよりは断然小さい。
ネットで調べてみたら、どうやらムクドリのようだ。
もともとは農村で害虫を食べてくれる益鳥だったのが、最近は都市部に大量に舞い降りて、騒音公害をまきちらしているのだとか。
学生時代に「桑畑」という歌を歌った覚えがある。米軍基地反対闘争の中で作られた抒情的なメロディーの歌だ。
その歌詞のなかに、「春になったら枝を刈り、薫る葉を籠に摘もう。ムクドリよ、高く舞い、この喜び告げてくれ」というのがあったことを思い出した。
夕暮れのカラスの大群は気味が悪いが、ムクドリくらいなら、許してあげたくなる。