高畑アクセス法律事務所



カーナビによる悲劇

先日の台風18号の際、名古屋から大阪に向かっていた母娘が行方不明になっていたが、ダム湖で遺体で発見されたとのニュースがあった。
 母娘は、連休を利用して大阪のUSJに遊びに行くため、名阪国道を走っていたが、国道が大雨のため通行止めとなり、カーナビで迂回路を探して、遭難現場の県道にたどりついたようだ。国道が通行止めになるほどの大雨の際、近くの県道は通行止めの規制に手が回らないだけで、山道の場合、大雨、洪水の危険はいっそう大きいこともあるが、カーナビはそこまでの配慮はせず、迂回路として示すだけである。その結果、地元の道を知るひとなら選択しない経路に踏み入り、通行不能の事態で車外に出て、溢れる水に流されたと想像される。カーナビがない時代なら、国道が通行止めで大阪行きをあきらめたであろうに、別の選択肢を示されたがゆえの悲劇といえるだろう。
 カーナビは便利なものであるが、盲信してはいけない。私もカーナビを頼って、山奥の温泉を目指したとき、どんどん山に分け入って温泉は近くなるけれど、ついに行き止まりとなったことがある。温泉は山を越えたその向こうにあったのだ。行き止まりの場所から登山して温泉にいくわけにもいかず、麓まで下りて、大回りの上、ようやくたどり着けたことがあった。
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by accesstakabata | 2013-09-21 08:59
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