安い労賃で人を雇いたい
舛添大臣の言葉
「要するに人手不足になる、そうすると安い賃金で外国人を使えばいいじゃないかと、そのレベルの発想で企業の方がおっしゃっているのであるなら、私は、これは失格だというふうに」
その通りだと思います。
在留資格のきれた、または最初から在留資格をもたない外国人が
安い賃金で働いていて、その他方で、仕事のない日本人が
ホームレスとして路上で眠っている。
「外国人には仕事があって、日本人に仕事が見つけられないのは
どうしてですか」と弁護士に聞いたら、最初の答えは
「賃金が安いからだろう。」というものでした。続けて
「ホームレスと言われる人々は、賃金が安くてもいいと
思っていると思います。それでも、見つからないのはなぜでしょうか?」
と聞いたら
「急にクビを切りたいときに、日本人には居座られたりするから
不便なのだろう。」との答えが返ってきて、その通りだと思いました。
日本の景気を回復させるために、企業の成功がなければ
個人の幸せはないというのは、本当のことなのかどうか、
もういちどすべての日本人が真剣に考えてみなければいけないのだ
と思います。