高畑アクセス法律事務所



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労働弁護士の変節?

岩波の雑誌「世界」2月号に、岡田和樹弁護士のことが掲載されていた。
岡田弁護士は、国労弁護団の中心で、都労委で不当労働行為を認めた救済命令をはじめて勝ち取った功労者である。しかし、その後、東京高裁でこの救済命令が取り消され、岡田弁護士は茫然自失となり、労働弁護団から去った。その頃、岡田弁護士の幼い愛児は病魔に冒され、短い命を終えたという。
そして、しばらく経って、岡田弁護士は舌を噛みそうな名前の外資系の法律事務所に赴任し、今度は、経営側の弁護士として、労働者の解雇を慫慂するような言動をしているという。
弁護士は、依頼者の利益を最大限擁護・実現するのが使命であり、その立場は労働側であれ経営側でも変わりはない。地方にいけば労働弁護団の団員でも、事件によっては経営側に付いて論陣を張ることもままあるのが実情だろう。
しかし、優秀な労働弁護士と誰もが認めていた岡田氏のような人が、全く立場を逆にして、経営側弁護士活動を再開したことは、やはり驚きを禁じ得ないことである。経営側弁護士の中にも、労働側の実情にも配慮して落としどころを探るタイプと、容赦なく経営の方針を遂行するタイプとがある。岡田弁護士が果たしてどういうタイプなのかは知らないし、立場を変えたのは思うところがあってのことだろうが、第三者からみれば、弁護士の「変節」という括りになるだろうし、残念なことである。
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by accesstakabata | 2013-01-29 08:57

早瀬圭一著「失われしもの」新潮文庫

 私が弁護士になったころ毎日新聞の夕刊に連載されていた事件のノンフィクション。
バーのママをしていた女性Mが、ホステスに同情してヒモのような男を殺害したが、その過程で、過去にガス死した夫についても、彼女が殺したということで起訴されたが、Mは夫は自殺だっただと主張する。
連載されていた頃は、1審で死刑判決が出て控訴審で争われていた時代である。裁判が進行している時に全国紙がこのような連載をすることは、めったにないことである。
 新聞連載を1冊の本にしたこともあってか、話しがあっちに飛び、こっちに飛びで、構成としては整理がついていないが、取材は丁寧であり、Mの息子や姉の話は胸を撃つ。
 物証のない中で、自他殺の判断は困難を極めるが、結局は死刑が維持され、Mはその後、再審請求も棄却され獄死した。
 Mが捜査段階で自白していたこと、夫に対する殺意をいったんは抱いて準備行為をしたこと、自殺を隠蔽するために偽装工作をしたのは不合理であることなど、Mに不利な点は多々ある。しかし、これで死刑にするのが妥当かどうか。結局、執行は躊躇され、肺炎で亡くなるまで獄に繋がれたままだった。
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by accesstakabata | 2013-01-28 08:41

日ハム糸井がオリックスへトレード!

 日ハムの糸井外野手、八木投手と、オリックスの木佐貫投手ほか2人の2対3の複数トレードが発表された。日ハムファンにとってはびっくり仰天の話だろう。
 糸井選手は、日ハムの看板選手というだけでなく、今のプロ野球を代表するバッターである。昨日、朝にポステイングによるメジャーリーグへの移籍を球団に伝えたとのニュースが流れたと思ったら、午後にはトレードが発表されるというショック。日ハムという球団は、大リーグ行きを表明していた大谷投手を指名して翻意させ入団にこぎつけたり、なかなかの策士ぶりであるが、今回のトレードでは損得勘定が合うのだろうか。
 同一リーグ間の看板選手のトレードというと、西武の秋山とダイエーの佐々木を含む複数トレードを思い出す。いつの時代でも、贔屓のチームの主力選手が移ってしまうのは残念な気持ちにはなる。
 ま、しかし、これでオリックスの戦力はアップするだろうし、パリーグは各球団の戦力が均衡化するからペナントレースは面白くなるのは間違いない。
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by accesstakabata | 2013-01-24 09:06

駆け込み退職の急増

 地方公務員の退職金が年度内に削減されるため、3月の年度末を待って退職すると、150万円も損するということで、削減前の2月に退職する公務員が急増しているという。
 しかし、お役所は年度ごとに役職・担当を決めるのが慣わしであり、特に学校現場は年度途中に変わることなど異例のことである。担任の教師が年度末直前に辞めて、1ヶ月だけ臨時教員がその代わりをするなどということでは生徒たちにも重大な不利益が生じるし、本来あってはならないことだと思う。
 一人の教員としては、担任だった生徒を年度末まで面倒をみたいが、そうすると自分は100万単位の損をするという立場に立たされ、どのような選択をするのか悩むことだろう。
 そもそも退職金減額条例の施行時期を年度末にせずに、1ヶ月か数ヶ月早めることを決めたとき、その弊害は検討されたのだろうか。
 永年勤めてきた職場を、定年退職まで全うしようと思っていたであろう人たちを、このような形で追い出すことは不合理である。
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by accesstakabata | 2013-01-23 08:40

検察官の時間稼ぎ

 名張事件で、弁護人が年末に提出した意見書等について、検察官は7月末までに専門家の意見等を踏まえて意見書を提出するとの、上申書を最高裁に提出した。
 しかし、検察官の毒物についての意見は、第7次の請求審段階からコロコロ変わってきており、まともな専門家の意見書というのは、前の最高裁段階で提出した平島意見書のみだった。しかも、差し戻しされてからは、その平島意見書には依拠しないとして、放棄されたシロモノだった。
 奥西さんは、昨年の6月に医療刑務所に移送され、今や口からは全く飲食物を取れない状況にある。半年も待っていたら、命がない。そこのところを検察官はどう考えているのか。
 もはや一刻の猶予もない。時間稼ぎは許されないのだ。
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by accesstakabata | 2013-01-21 16:54

奥西勝さん87歳の誕生日

昨日は、名張どくぶどう酒事件の再審請求人、奥西勝さんの87歳の誕生日。
名駅前で宣伝行動をした。
あいにくの雨の中、支援団体の人たちが、奥西さんのメッセージを87枚のボードに1字1字記載されたものを掲げて、道行く人たちに一刻も早い救出を訴えた。
事件発生からもう52年。八王子医療刑務所のベッドに横たわる奥西さんに残された時間はあまりにも少ない。
疑わしきは被告人の利益にという鉄則が守られたならば、すでに第5次再審のときに再審無罪が確定してしかるべき事件である。第7次再審では、毒物問題を巡って、高裁と最高裁との間を往復しているが、死刑判決で証拠とされた毒物鑑定の疑問を検察官は解消しようとせず、いたずらに時間を稼いだだけである。最高裁はもはや根拠のない仮説で結論を先送りにしてはならない。
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by accesstakabata | 2013-01-15 08:49

体罰による自殺

大阪の桜宮高校でバスケ部の顧問教師が体罰を繰り返し、主将だった高校生が自殺したという事件が大きく取り上げられている。
強豪と言われるスポーツの部活顧問の中には、ワンマンで体罰容認の教師も少なくない。自分自身が体罰の横行する環境で育ち、顧問としても体罰をふるって強豪に育て上げたという自信もあり、選手を育てるには体罰も必要だという信念すらあるのだろう。
体罰といえば、思い出すのは戸塚ヨットスクールの事件である。暴力を含む指導がある場面で成果を上げることがあったとしても、それになじまない生徒を見捨てるような結果を招来させるのであれば、何をか言わんやである。
 今の社会全体が弱者切り捨ての方向の向かっていて、一部の成功者の「神話」にすがろうとしているきらいがある。勝てば官軍式の、結果がよければ、何をやってもよい指導者と言われる風潮はなくさないといけない。
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by accesstakabata | 2013-01-11 08:58

今年の初詣

初詣。昔は、熱田神宮へ詣るのが定番だったけど、あれだけ混雑するのはもうイヤということで、近年は周辺の神社に行くことが多くなった。豊国神社、国府宮、津島神社、真清田神社、多度大社・・・。今年は??
まず元旦は、地元の荒子観音へ。朝1番で行ったら、誰もいなかった。ここが賑わうのは、節分だけかな?
午後に、義父母を連れて、稲沢の矢合観音へ。ふだんと変わらない程度の賑わい。
帰り道についでに、甚目寺にある漬け物の神様をまつる萱津神社へ。ここは子どもたちの七五三を祝ったところ。空いていると思ったら、意外に駐車場は満車だった。お神酒がふるまわれていたけど、運転手はダメだよね。
2日は、実家に行き、兄弟そろって、なぜか小牧の田県神社へ。ここは、初詣らしい賑わいでした。ついでではないけれど、ネットで見て、一度行ってみようと思っていた守山にあるチベット寺院「チャンパリン」へ。隣にある倶利伽羅不動寺の尼さんが、チベットで修行して、名古屋にチベット寺院を建立したのだとか。派手派手しいのは、正月らしいけど、これだけのものを造るには信者からの布施も相当ひつようだったんだろうな、と思った。
ふだんは、神仏など全くきにしないタチだけど、正月くらいは、手を合わせてお参りくらいしておかないと、バチがあたるよネ。
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by accesstakabata | 2013-01-07 15:41

iphone5を購入

5年ほど使っていたガラケーの液晶画面が壊れてきたので、こりゃいかん、この際、スマホにでもするかと近くのauショップへ。
対応したのは、20代後半と思われる女性店員。私の顔を見て、「こりゃスマホの顔じゃない」と思われたのか、ガラケーのパンフレットを示した。
「あの、この際、スマホにしたいんだけど」と言うと、「スマホにすると月々の料金が最低でも○○円高くなりますよ」と私の懐具合まで気にしていただく。
それでも、店頭に並んでいるのはいまやスマホがほとんどだし、ま、使いこなせるかどうかわかんないけど、iphone5を購入した。
ビックリしたのは、わずか数ページのパンフレットのみで取説がない。いままでのデータを店で移行してくれない。アラ還のオジサンには何が何だかわからない。
帰ってきた息子に教えを乞うて、ようやく使い始めの一歩を踏み出したけど、こんなのを使いこなすことが、今を生きるヒトには必須条件なのかねェ。
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by accesstakabata | 2013-01-05 09:15

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
2013年、平成25年の幕開けです。
家の近くの公園をランニングしている見知らぬオジサンに会釈をしたら、
おはよーって声をかけられ、ちょっとうれしい正月です。
オジサン、正月から頑張ってるね。
それにしても、もう、平成25年か。昭和は遠くになりにけりだな。
それと、今年は私自身は還暦。もう、いやんなっちゃうね。
体も動かなきゃ、頭も回らないけど
ま、今年もよろしくお願いします。
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by accesstakabata | 2013-01-01 09:17


名古屋市中川区の法律事務所です
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