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高畑アクセス法律事務所



映画「ポンペイ」

TOHOシネマズ名古屋で鑑賞。観客は5~6名ほど。
ベスビオ火山の噴火により、一瞬のうちに廃墟となってしまったポンペイの町。
そのポンペイを舞台に、ケルト人の奴隷とポンペイのお姫様のラブロマンスを
ちりばめた荒唐無稽のスペクタクルドラマ。
ベスビオ火山の噴火や津波の映像は3Dのスクリーンでみると大迫力ではあるし、
物語も、被征服民族の生き残りである主人公の復讐意欲、
奴隷剣闘士同士の男の友情を交えて、
わかりやすいんだけど、陳腐。
歴史ものと思っていると、全く当て外れである。

# by accesstakabata | 2014-06-12 09:24

映画 WOOD JOB 神去なあなあ日常

三浦しおん原作の「林業」映画。
昨年、同作者原作の「舟を編む」がよかったので、期待して観に行った。
監督が「スウィング・ガールズ」や「ウオーターボーイズ」の矢口史靖なので、
喜劇調にはなるんだろとは思っていた。
ロケ地は三重県の美杉村(現在は津市に編入)。
主演の染谷将太は、へらへらした青年役にぴったりだが、相手役の長澤まさみと
の呼吸はイマイチ。伊藤英明は山の男を演じて過不足がない。優香もすっぴんで頑張っている。
ストーリーは、都会育ちで受験委失敗したやわな学生が、森林組合の研修生に応募して、
ビビりながらも、山の男に少しだけ成長していくというお話。
笑いをとる場面はしっかりちりばめられているし、
スギの大木を倒して、木のレール上をつっこませる「奇祭」のクライマックスは、構成として秀逸。
観て損はない。
林業は、木を植えて伐り出すまでに100年のスパンを見なければならない仕事であり、
自分の仕事の成果が現れるのは、孫やひ孫の世代であるという、今の時代にはなんともまどろっこしい
産業である。そして、外国材の輸入により国内の林業は瀕死の状態であるとも聞く。
この映画には、そのような社会性は全く描かれていないが、生き急ぐ現代人にたいして
「なあなあ日常」が貴重なことを感じさせてくれる。


# by accesstakabata | 2014-06-09 08:30

映画「カルロス」

伝説の大物テロリスト「カルロス」を描いたフランス映画。
3部作で全編5時間30分にも及ぶ大作である。
刈谷日劇で鑑賞。
 ベネズエラ生まれのテロリストの70年から80年にかけての行動を、ときにニュース映像を交えて描いた映画であり、見ごたえがある。「マルクスレーニン主義」を掲げ、反帝国主義闘争を続けるテロリスト カルロスに対して感情移入することなく、淡々と描いている印象であり、5時間半に及ぶ長尺であるが、退屈さを感じさせない。カルロスは、集会やデモで世界を変えることはできないと言って、テロリズムに傾斜していくのだが、テロでは世界を変えることもできないことを逮捕されてから悟ったのだろうか。
 テロリストを利用できるときは利用して、役に立たなくなればポイ捨てする国家の非情さも描かれている。ま、暴力団をときには利用する保守政治家や資本家と同じかな?
 第1部では日本赤軍のコマンドがハーグの大使館を襲撃する場面があり、そこでは日本語が話される。
場面によって、英語、ドイツ語、フランス語が駆使され、場面もヨーロッパだけでなく、ヨルダンや南イエメン、最後はスーダンまで出てくる。スーダンの場面で歌われている音楽が、日本の演歌によく似ていると感じたのは、私の錯覚だろうか。
 なんといっても主役のカルロスを演じる俳優がすばらしい。青年期の引き締まった体から中年のだぶついたころまでを、よく一人で演じられるものだと思う。
 朝1からの観客が5名。第2部から中年カップルが入って、女性1名退出で6名。
 第3部になって、途中で場面が一時停止すること3度、そしてラスト10分程度になったら、映写が完全に止まってしまった。残念!
# by accesstakabata | 2014-05-04 11:20

映画「チスル」

メーデーの集会・デモの後、観に行きました。
1948年の韓国済州島での虐殺事件を扱った映画「チスル」。
日本の敗戦により解放されたはずの朝鮮半島が、アメリカとソ連の冷戦開始により
南北に分断される。
アメリカ軍政下で南朝鮮だけで「選挙」がされることに反対した済州島の島民が反対して
暴動を起こす。これに対して、米軍と李スンハン政権は、済州島はアカの巣窟だとして、
島の焦土作戦を展開する。その際の一つのエピソードを映画化したものである。
南の軍事政権の迫害により日本に逃れ、
日本での徹底した差別に苦しんで、北朝鮮に希望を見出して「帰国」運動を展開し、
「帰国」を果たした北朝鮮では悲惨な現実に絶望する。
在日の人が歴史的・社会的に置かれてた状況を知らないとこの映画の意味はわかりにくいかも知れない。

# by accesstakabata | 2014-05-02 08:53

映画「キューポラのある町」

今池の名画座「キノシタホール」で、吉永小百合の出世作「キューポラのある町」を見てきた。
今村昌平と浦山桐郎の共同脚本、浦山の初監督作品だそうだ。
50年以上前のモノクロ映画で、鋳物工場のひしめく埼玉県川口市を舞台にして、
貧しいながらも懸命に生きようとする少女ジュンと弟タカユキの物語である。
吉永小百合はあまりに天使のようで、場違いな配役という気がする。
父親が東野英治郎でいかにも昔気質のわからずやの職人というはまり役、
組合活動をする若者が浜田光夫だが、不似合である。
脚本は60年代初頭の貧しさとそれでも明日に希望があるという時代をうまく表現している。
その頃始まった在日朝鮮人の北朝鮮帰還運動を肯定的に描いている点は、今からみればハズレだっただろう。
成績がよくて、本当は進学校に進みたいジュンが、家庭の事情で就職し(日立武蔵工場)、定時制高校へ進学するというストーリーだ。
原作は早船ちよ。中学か高校の時に原作を読んだ記憶がある。
私の世代よりは6~7年前の話だが、私と同時代でも経済的事情で定時制高校に進む子はいた。
私の母校である明和高校にも定時制があり、私は図書部で、図書館の主のような顔をして朝から晩まで授業以外は図書館にいた。
いつも、定時制の生徒が来るまで部室にいて、図書室のカギを定時制の子に渡してから帰宅することを続けていた
ホントに真面目で明日を見つめていた定時制の生徒の皆さん、
その後、お会いしたことはないが、どういう人生を送られたのだろうか。


# by accesstakabata | 2014-03-16 17:51


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